根来戦記の世界

戦国期の根来衆に関するブログ

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2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本願寺の興亡・百姓の持ちたる国編~その⑦ 「永正三年の大乱」能登・越中を席巻する一向一揆

1506年、実如の呼びかけにより一斉に蜂起した一向一揆。近畿近国一円がこの争いに巻き込まれることになるが、主戦場は何といっても北陸である。 北陸における一揆を指導したのは、本泉寺の蓮悟(蓮如第7男・実如の実弟)だ。大本営にあたる山科本願寺に…

本願寺の興亡・百姓の持ちたる国編~その⑥ 実如に対するクーデター未遂事件「大阪一乱」

1505年1月に実如より2度に渡って発せられた、一向一揆蜂起指令。しかし摂津・河内の門徒たちは、これをはっきりと断ったのであった。これについてもう少し深堀りしてみよう。 実のところ、摂津・河内の門徒たちは大阪にある大阪御坊(石山本願寺)の強…

本願寺の興亡・百姓の持ちたる国編~その⑤ 教えのために戦うのか、教団のために戦うのか?

1493年4月、将軍・義稙(よしたね)と畠山政長が不在の隙に仕掛けた「明応の政変」により、新たに第11代将軍・義澄(よしずみ)を擁立した細川政元。政元の政治力はかなりのもので、彼の呼びかけに応じ、総州畠山家攻めのため河内に軍を勧めていた諸…

本願寺の興亡・百姓の持ちたる国編~その④ 中央政権と結びつく本願寺

富樫政親を滅ぼした一向一揆勢。これに激怒したのが時の将軍・足利義尚(よしひさ)である。そりゃそうである。荘園横領しまくっていた六角氏を成敗するために行われた「鈎(まがり)の陣」は、「応仁の乱」のち弱まってしまった将軍権力の威信回復を目的と…

本願寺の興亡・百姓の持ちたる国編~その③ 加賀一向一揆の成功と、それを陰ながら援護していた蓮如

さて高尾城に籠る富樫政親に対する攻撃は、6月5日に始まったようだ。初日は小競り合いで終わっている。まずは様子見というところであろうか。 なおこの前後に、越中から畠山政長軍が、能登からは畠山義統(よしずみ)軍、越前からは朝倉貞景軍が富樫氏の救…

本願寺の興亡・百姓の持ちたる国編~その② 遂に蜂起した一向一揆「長享の一揆」

越中にて、石黒氏と医王山惣海寺を滅ぼしてしまった本願寺勢。隣国加賀の富樫政親にしてみれば、藪をつついて蛇を出してしまったようなものである。領内においても本願寺勢力は未だ健在、予断を許さない状況にあった。 さて時計の針をぐっと戻して、加賀にお…