1巻のラフから、下書きが上がりました。とても難しい構図だと思うのですが、見事なものです。自分には絵心が全くないので、こんなに上手に絵を描ける人を、純粋に尊敬してしまいます。
動きに合わせて、はためく着物の袖や裾の感じが、素晴らしくないですか?ただ袖や裾がやや重たく感じたので、短めにしていただき、また珍飯さんの提案で次郎に襷をかけることにしました。直していただいたのが、下の画像です。
袖の動きがなくなってしまったのが残念ですが、主人公がより動きやすく、軽やかな格好になっています。お祭りである「節句の向かい礫」に参加している感が出て、躍動感も上がりました。
プロの方とこうして意見を交換しつつ挿絵を作っていくのは、実に得難い経験ですね。(続く)
珍飯さんこと、空廼カイリさんの、こちらはコズミック・ホラーものです。そうとは知らずに読み始め、オーガスト・ダーレス的世界が展開されたので、びっくりしました。実はラグクラフト全集持っているくらい、クトゥルフ神話好きなのです。クトゥルフのTRPGはやったことないんですが、大昔(中学生時代)にD&Dをやっていたことがあるので、あとがきにあった能力値の話は懐かしかったです。