根来戦記の世界

戦国期の根来衆に関するブログ

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雑記・ブログ開設1周年~その③ 当ブログ記事の分析

 このブログを始めた理由は2つあります。

 ひとつは小説を書いた際に、たくさん勉強したわけですが、その全てを小説の中では紹介できず、どこにも表現できなかったことにストレスを感じていたこと。要するに蓄えた知見を、小説以外で発表する場が欲しかったのです。

 もうひとつは、小説を書いては見たものの誰も読んでくれなかった、ということ。当たり前ですが、素人の書いた時代小説なぞ、誰も手に取ってくれません。Kindleで発売してはみたものの、1冊も売れない日々が続きます。そこで宣伝を兼ねて日本史のブログを始めてみた、ということになります。

 ブログを始めてみたことで、ちょっとだけ売れました――本当に、ちょっとだけですが。今でも定期的に2か月に1冊レベルですが、売れています。実際に読んで、Amazonの評価に星をつけてくれた人もいました。1巻に星4、2巻に星5です。これが一番、嬉しかったです。

 ちなみに一番売れたタイミングは、表紙絵を描いていただいた漫画家、空廻カイリさんにTwitterで呟いていただいた時でした。やはりプロの漫画家の影響力は違うな、と感じた瞬間でした。

 さてこんな感じで続いている当ブログですが、実際にどんなネタに人気があるのか?アクセス率はどれくらいあるのか?を赤裸々に発表してみようと思います。

 まずはブログアクセス数から。これは全然大したことはないです。1日平均して10~12程度でしょうか。更新した直後の2~3日は、20~30くらいのアクセス数が続くこともありますが、平均するとその程度です。1回、1日で200越えというアクセスがあった時がありましたが、どうやら自分で記事がどう見えるかを何回もチェックした時の数字が反映されていたようで、ガックリしました。

 どこからアクセスされているか、というと1番はやはり「はてなブログ」からです。相互に読者になっている、はてなのブログ主さんたちからのアクセス数が大体、全体の30%ほどになります。

 次に多いのが「Google」検索です。これが25%ほどです。3番目が「Yahoo」検索からでこれが7%、4番が「Bing」検索からで、6%になります。3つの検索サイトを足すと、全体の36%ほどになります。下記の画像が「Google」検索から当ブログに来ていただいた方々のアクセスデータです。どんなことを知りたくて来たのかが、分かる画面の抜粋になります。

 

 

 データを解析すると2つの傾向が分かります。ひとつは「自分でもうまく書けて、面白いな」と思う記事ほど上位にくる傾向にあることです。上記画像だと、晩期倭寇に関する記事が多いですね。これらは自分でも、自信もってお勧めできるシリーズでした。

 もうひとつの傾向として、とてもマイナーなジャンルの記事が上位にきている、ということです。画像でいうと2位にある「白河印地」、7位にきている「印地について」がそれです。「印地」というワードで検索をする人なぞ殆どいないのでしょうが、他に競合するサイトがいないので、当ブログの該当記事が上位に上がり、しょうがなく?訪問する人が多くなる、というわけです。

 はてなブログのタグから飛んできた人もいます。これが全体の5%ほど。後は当ブログを訪れたところ、過去の記事にも興味を持って、続けてたくさん読んでいただいた方々からのアクセスが何件か続きます。

 下記は「はてなタグ」を使って来た人が、どんなタグに興味を持ってきたのかが分かる分析画像になります。

 

 1位の「大砲」は、まあ分かります。同列でまさかの「御頭祭」が来ています。自分でタグづけをしておいて何ですが、まさかこのタグで訪れる人がいるとは・・・また「日蓮宗」や「泉識坊」のタグもなぜか人気あります。「杉乃坊照算」や「京八流」タグで調べる人がいるのも、全くの予想外で面白いですね。

 さて、当ブログですが実はそろそろネタが尽きてきました。あと3~4シリーズは書けるストックはありますが、それを書いたらネタが尽きます。

 また実のところ、これらの記事は本業の合間に書いているわけですが、ブログの記事を書くのは、とても楽しいのです。楽しすぎて、これまでやっていた「小説を書く」という時間が殆どなくなってしまいました。

 実は続きの3巻は、既に4割くらいまで書き進めています。またそれとは別に、外伝的な短編を1編、中編が1編あり、こちらはほぼ完成しています。ですがブログを書き始めてから、執筆・校正する時間がほぼゼロになってしまいました。

 これも本末転倒の話であるので、ネタが尽きたらブログを無理に更新するのはやめて、小説の執筆に専念しようかな、と考えている今日この頃です。(続く)